【解決事例 後遺障害2】外傷性頸部症候群・右膝打撲傷で14級9号に認定され、弁護士に依頼したことで初めての保険会社とのやり取りを乗り切った事例
2020.09.02後遺障害
データ
性別 | 女性 | 職業 | – |
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年代 | – | 傷病名 | – |
後遺障害等級 | 14級9号 | 最終賠償額(UP分) | 265万円 |
事故状況及び経緯
被害者は自転車にて走行中に事故に遭った。外傷性頸部症候群・右膝打撲傷と診断が出た後も治療を続けられたが改善が見られなかったため、当事務所にて自賠責保険の被害者請求を行いました。その後、後遺障害等級14級9号と認定されました。
その後、被害者は、相手方保険会社とのやり取りについては初めてのことであり、自分だけのやり取りでは不安があるとして、当事務所の弁護士が代理人となり交渉した結果、約265万円の賠償金を獲得することができました。
弁護士のワンポイント
後遺障害診断に必要な検査は受けられなかった事情があり、事故の被害は相当に深刻であることは痛いほど伝わりました。ただ、果たして、被害者の生活に少しでも多くの希望をお渡しできるか、被害者の事情を理解した上で、損害算定料率機構が後遺障害診断を下してもらえるのか不安な面もありました。
しかし、そこは、被害者が苦痛を感じながらもしっかりと通院されていたことや、当事務所が後遺障害診断書の作成の段階から被害者の客観及び主観的状況をしっかりと関係各所に伝えたことで、正確な後遺障害認定がなされたものと判断しております。
後遺障害診断書作成の段階において、主治医の先生が、患者様の全ての症状を的確に後遺障害診断所に反映し記載していただけるようにお願いすることは、とても重要です。