【解決事例 後遺障害13】非該当での示談前に相手方の対応等に疑問を呈し,受任後,被害者請求によって14級9号の後遺障害が認定され,弁護士受任後,賠償金額が約270万円の増額となった事例
2020.09.02後遺障害
データ Mさん【仮称】
性別 | 女性 | 職業 | – |
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年代 | 60代 | 傷病名 | 頚椎捻挫 |
後遺障害等級 | 非該当⇒14級9号 | 最終賠償額(UP分) | 約270万円 |
Mさんは,乗車していた乗用車が,赤信号で停止している際,加害車両に追突され,「頚椎捻挫」と診断されました。
その後治療を続けられ,治療が打ち切りになり,しばらく経過して保険会社からの損害賠償金額の提示を受けました。加害者の事故対応に大きな疑問を抱いていたMさんは,加害者の対応について,毅然とした姿勢を示した上での適正な解決を希望され,相談に来所していただきました。
実際に,当事務所が提示額と各損害費目を詳細に検討すると,そもそも後遺障害の認定の可能性があったことと,家事従事者としての損害が適正な評価を下されていないこと,その他各損害費目についても,当事務所の考える適正な金額にはほど遠い内容となっていました。
いずれにせよ,被害者感情としても安易に示談できないという御主張は,正当な主張でありましたので,受任を決断いたしました。
また,損害自体も通院実績等から,被害者請求により主治医に後遺障害診断書を作成していただいたところ,損害保険料率機構より14級9号が認定され,その後,その後の交渉の結果,最初の提示額の3.5倍の約380万円の賠償金獲得となりました。
弁護士からのメッセージ
害者として正当な範囲で,加害者に誠意ある対応を求めても真摯な対応が見られない場合など,独力での解決が困難な場合も,兒玉総合法律事務所はお力になれます。
その結果,賠償金額自体も,適正な賠償金額となることになります。被害に遭われた方は,事故処理の段階から様々な手続きに時間をとられ,生活の平穏が損なわれているのですから,やはり適正な賠償を受けるという事は人生においてもとても大事な心構えだと考えます。
ご依頼者の声
1.依頼した後の結果として、どのような印象をお持ちですか。
■大変良い
こちらの気持ちをよくくみとってもらえた
2.総合的に判断すると弁護士の印象や対象はいかがでしたか?
■大変良い
話をよく聞いて、希望以上の結果になったのでよかたです。
3.総合的に判断すると担当スタッフの印象や対象はいかがでしたか?
■大変良い
優しく接していただきました。